第3回目の支援先は、原発事故により長野県へ避難されている方、これから避難・保養を考えている方の当事者ネットワーク、「手をつなぐ3.11信州」(長野県松本市)でした。同団体は里山地帯に建つ築100年以上の古民家、「小赤の家」を活動拠点としています。古民家という里山の暮らしを物語る貴重な遺産を有効活用していることや、松本市の里山などでつくられた安全な野菜を望む人たちに送料無料で送る「食糧支援プロジェクト@松本」とも連携していることに着目した弊団体では、「手をつなぐ3.11信州の活動にコミットすることで、より活動が広がり、里山の価値も高まると考えて支援を決定しました。
支援に先駆けて里山保全再生ネットワークがヒアリングを行ったところ、古民家の傷みがひどく、冬を前にして補修が必要だとお聞きしたため、古民家の補修資材費を支援することになり、2012年9月に支援を実施し、10月26日に贈呈式を行いました。
また、「小赤の家」に暖房施設がないことをお聞きした里山保全再生ネットワークでは、バイオマス利用にも通じる「薪ストーブ」贈呈を目的としたチャリティコンサートを、10月21日に開催しました。
弊団体では、今回の支援をきっかけとして、「手をつなぐ3.11信州」などと協力しあいながら、里山を活用した保養プログラムの開催などに取り組んでいく予定です。
なお、今回の支援活動に至るまで、「里山物語」を使用してくださった企業・団体名(50音順)は下記の通りです。
NGO A SEED JAPAN
因幡電機産業株式会社
共存の森ネットワーク
T&Dホールディングス
エクシード
エムアイシーグループ
かんでんEハウス
株式会社共同通信社
株式会社クリーム
株式会社下野新聞アドセンター
正匠
西武信金
セキスイエクステリア株式会社
ソニー銀行株式会社
大地を守る会
大和写真工業
高山信用金庫
中越パルプ工業株式会社
中越緑化
テイエス企画
財団法人とやま環境財団
西日本リネンサプライ株式会社
日本エディタースクール
日本紙パルプ商事株式会社
日本コムシス株式会社
東日本銀行
文運堂
ポイントグリーン
ホクシン
株式会社北陸銀行
北陸電力株式会社
北陸電力リビングサービス
ポッカコーポレーション
毎日新聞社