「里山物語」第2回支援活動─障がい者雇用の場、「赤目の森作業所」に対して、ペレット用間伐材乾燥室の資材購入費を支援

赤目の森の里山
赤目の森の里山

弊団体への寄付金が付加された中越パルプ工業の印刷用紙、「里山物語」を、多くの企業や団体の皆さまにご採用いただいた結果、第2回目の「里山物語の寄付金による団体支援活動」を実施することができましたので、詳細をご紹介いたします。

 

 今回の支援先は、三重県名張市の里山を活動拠点としている「赤目の森作業所」です。この作業所は「特定非営利活動法人 赤目の里山を育てる会」が運営するもので、一般就労が難しい障がいを持った方を対象として、みどり豊かな森の中で就労機会を提供するとともに、知識および能力の向上に必要な訓練を行っています。

赤目の里山を育てる会の伊井野代表(左)と、中越パルプ工業の西村営業企画部長(右)
赤目の里山を育てる会の伊井野代表(左)と、中越パルプ工業の西村営業企画部長(右)

この「赤目の森作業所」では、名張市内の公共施設などに設置されているペレットストーブの燃料として使われている木質ペレットを、里山の間伐材から製造しています。これまでは間伐材を半年から10カ月ほどかけて天然乾燥した後、小型のペレット製造機械によって製造していました。しかし、生産能力の高いペレット製造機械を導入したことから、天然乾燥では追いつかなくなっていました。一方、赤目の里山を育てる会が運営しているもう一つの施設、「デイサービス赤目の森」にお湯を沸かす薪ボイラーがあったことから、その余力を生かして、床暖房により間伐材を乾燥させる乾燥室の設置を計画していました。この情報を知った里山保全再生ネットワークでは、「赤目の森作業所」の取り組みを応援することで、里山保全はもちろん、障がい者の雇用促進にもつながると考え、乾燥室の資材購入費を支援した次第です。

 

支援は2011年7月に実施し、同月25日、現地で行われた贈呈式で、「里山物語」からの協賛施設であることを示すプレートを贈呈しました。

 

里山保全再生ネットワークと中越パルプ工業の取り組みをご理解いただくとともに、第2回寄付に向けて「里山物語」を使ってくださった企業・団体のみなさまに、あらためて感謝を申し上げます。

 

なお、今回の支援活動に至るまで、「里山物語」を使用してくださった企業・団体名(50音順)は下記の通りです。

 

アサヒビール株式会社

イーソリューション株式会社

因幡電機産業株式会社 環境システム事業部

国立大学法人宇都宮大学 

株式会社エンジニア

エンゼルピック株式会社

株式会社オイルカスタマーサポート

大阪コミュニケーションアート専門学校

かんでんEハウス株式会社

株式会社共同通信社

株式会社クリーム

株式会社三興

株式会社下野新聞アドセンター

セキスイエクステリア株式会社

ソニー株式会社

ソニー銀行株式会社

株式会社玉島活版所

大和写真工業株式会社

テイエス企画株式会社

株式会社T&Dホールディングス

株式会社テクノエックス

東京急行電鉄株式会社

株式会社ニールズヤードレメディーズ

日本紙パルプ商事株式会社

日本コムシス株式会社

株式会社東日本銀行

東日本高速道路株式会社

ファイヤーサイド株式会社

株式会社文星閣

弁当の日

ホクシン株式会社

株式会社北陸銀行

株式会社北陸電力リビングサービス

北陸電力株式会社

株式会社ポッカコーポレーション

株式会社毎日新聞社

丸楽紙業株式会社

一般社団法人モア・トゥリーズ

ヤマトインターナショナル株式会社

株式会社郵宣企画

横浜プリンティング株式会社

株式会社ヨシダコーポレーション

有限会社リボーン

公益社団法人臨床心臓病学教育研究会

株式会社ルイヴィトンジャパン

ロイヤルホールディングス株式会社

 

その他、社名公表を希望されない数社・数団体も、「里山物語」の使用を通じて支援活動に参加してくださいました。