寄付金を運用する特定非営利活動法人里山保全再生ネットワークでは、かつての経済価値を失った里山を守るためには、新たな里山の価値を発掘したり、新たな用途で里山を活用する団体を応援したりすることが大切と考え、支援先の選定基準を以下のように定めています。
1.里山もしくは里山の生活を物語る場が活動地に含まれていること。
2.活動の持続性が高い団体であること。
3.里山の新たな価値(地域振興、社会福祉、環境教育、就労の場づくりなど)を創造できる活動を行っていること。
4.里山の保全・再生が主目的ではない団体でも、結果的に里山そのものや、里山の民俗・風習の保全につながっていく活動であること。
5.里山保全再生ネットワークがコミットしていくことで、活動の広がりが期待できること。
このような基準に基づいて支援活動を行ってきた結果、さまざまな団体との物語が生まれました。